東京2020大会競技会場であった海の森において、子どもが体を動かす機会を提供し、開園に向けた機運醸成を図るため、令和4年5月29日（日）に50組100名の子どもと保護者を海の森へ招待し、親子体操やおにごっこで遊ぶ他、水上競技場を見学するイベントを開催しました。
参加者は、有明客船ターミナルに集合し、水上バス「こすもす」に乗って海の森へ行きました。水上バス内では、海の森の成り立ちを紹介しました。船から見える港の風景に、参加者は興味津々でした。
午前中は、東京2020大会の総合馬術（クロスカントリー）のコース跡地で、親子体操とおにごっこを実施しました。東京2020大会体操女子種目別ゆか銅メダリストの村上茉愛さんが宙返りしながら登場すると、会場から大きな拍手が送られました。村上さんの指導の下、オリンピック選手もトレーニングで使用するセラバンドを使った体操を小池知事と一緒に行いました。その後のおにごっこでは、セラバンドをしっぽに見立て、村上さんと立候補した保護者がおにとなり、子ども達はしっぽを取られないよう一生懸命走っていました。
午後は、東京2020大会時にボート・カヌーの競技会場となった海の森水上競技場に移動し、競技施設である艇庫棟やグランドスタンド棟を見学しました。水面でのカヌースプリント競技の実演や、ジュニア選手への質問コーナーもあり、参加者は競技の魅力を存分に感じている様子でした。
東京都港湾局では、今後も海の森を幅広くアピールするため、イベント等を実施していく予定です。